出典:漫画『放課後さいころ倶楽部』3巻
漫画『放課後さいころ倶楽部』3巻、第25話「やなこった!」で登場するボードゲーム。
10年振りに再会を果たしたタケルとジョージ。とある事がキッカケで勝敗を付けることになったが「ゲームで決めるのが俺達のルールだった。」と始めた本作15個目に紹介されたボドゲ。
バトルライン|概要
出典:jellyjellycafe.com
プレイ人数 | 2人 |
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プレイ時間 | 約30分 |
ジャンル | 手札管理 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
バトルライン|ルール
サシの真剣勝負。決闘ポーカー
目的
横並びした9つの駒を奪い合う。
各自、駒の前にカードを3枚置き、カードの組み合わせによって「役」が完成する。
「役」の強い方が駒を取ることができ、連続で並んだ3つ、もしくは合計で5つ駒を取ったプレイヤーの勝ち。
準備
1~10の数字が書かれた6色の「兵士カード」合計60枚をシャッフルし、各プレイヤーに7枚ずつ手札として配り、残りを山札とする。
特殊効果を秘めている「戦術カード」10枚をシャッフルし、先程とは別の山札とする。
ポーンの駒を横並びに9つ(カード1枚分ずつ)間隔を空けて並べる。
行動
手番プレイヤーは手札からカードを1枚出し「兵士カード」or「戦術カード」の山札からカードを1枚引いてターンエンド。
これを双方互いに繰り返す。
役の強さ
- 「ウェッジ」同色連番(例:赤の8,9,10等)
- 「ファランクス」同数(例:異色の10,10,10等)
- 「バタリオン」同色(例:赤の7,9,10等)
- 「スカーミッシャー」連番(例:混合色の8,9,10等)
- 「ホスト」ブタ(例:上記以外の全て)
※「役」が同じ場合は数字の合計が大きい方、合計も同じだった場合は先に役を完成させた方がポーンを獲得。
戦術カード
「戦術カード」は何枚でも手札に加える事ができるが、相手が使った枚数+1枚までしか使用することができません。
つまり、相手が使っていない場合は1枚しか使うことができず、相手が先に1枚使っている場合は2枚使うことができます。
効果は好きな色・数字として使えるカード、移動や除外、役を無効にする等10種類存在します。
バトルライン|解説・感想
2人専用ゲームの中でも特に有名で上手く作り込まれている作品です。
相手が「役」を完成させていても自分が「役」を完成させない限りポーンの駒を取られることはありません。
そこで登場するのが「戦術カード」一発逆転を狙って相手の「兵士カード」を奪ったり、最後まで油断できないゲームです。
『放課後さいころ倶楽部』の作中では、タケルとジョージのハウスルールで手札は6枚「戦術カード」は無し。と、相手の「役」が完成していなくとも場に出ているカードをカウンティングしてポーンの駒が取れてしまうシビアな対戦が見ものでした。
実際「戦術カード」が無くても十分に楽しめる内容となっており運要素も減る為、頭脳戦のレベルがアップしてこれはこれで面白くなります。