出典:漫画『放課後さいころ倶楽部』4巻
漫画『放課後さいころ倶楽部』4巻、第30話「ボードゲームカフェ❤︎」で登場するボードゲーム。
京都にボドゲカフェができたことで運命の出会いを果たした金髪美少女のエミーが一番お気に入りな本作20個目に紹介されたボドゲ。
ケルト|概要
出典:jellyjellycafe.com
プレイ人数 | 2-4人 |
---|---|
プレイ時間 | 約45分 |
ジャンル | 手札管理 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
ケルト|ルール
紀元前、ケルト文様に魅了。
目的
盤上の5コースにコマを進ませ、得点を取る。
準備
盤上にタイルを裏向きで混ぜ10点マスとダークグレー(濃灰)のマスに配置したらオープンする。
0~10の数字が2枚ずつ5色分、合計110枚のカードをシャッフルし各プレイヤーに8枚ずつ配り残りを山札とする。
中央のスタート位置に各プレイヤー5コマずつ配置する。
※内1コマが大きく得点が±2倍
適当な方法(じゃんけん等)でスタートプレイヤーを決め時計回りに進行する。
行動
手番プレイヤーは好きな色の数字カードを自分の場に1枚出す。
盤上のコマ1つを該当する色のコースに1マス分進ませ、山札もしくは捨て札の一番上からカードを1枚引く。
※自分のコマは1つのコースに付き1コマしか進ませることはできません。
出したいカードがない時は共通の捨て場に(※色毎に分けて表向きで)捨て、山札もしくは捨て札の一番上から1枚引く。
次の手番以降、自分の場に出した同じ色の数字カードは同じ数字もしくは昇順か降順でしか出せません。
※(例:赤の2を出した後に赤の4を出すと赤の0~3は出すことができない。)
タイル
コマを進ませていくとマスの上に3種類のタイルがある箇所があります。
得点
数字が書かれているタイルは踏んだ時点で加点となり、盤上外枠の得点計算マスでプレイヤーコマを進めます。
クローバー
四つ葉のイラストが描かれているタイルを踏むと、コース上に出ている自分の好きなコマの内1つを1マス分追加で進めます。
※次のコマもクローバーを踏んだ場合、連鎖可。
願いの石
石のイラストが描かれているタイルを踏むと先着順でそのタイルを獲得でき、2枚以上入手しないと最終計算時にマイナス点となってしまいます。
願いの石 | 得失点 |
---|---|
0 | -4 |
1 | -3 |
2 | 2 |
3 | 3 |
4 | 6 |
5 | 10 |
得点計算
ゲーム終了時に各5コースにあるコマのマス目によって得失点が決まります。
1マス以上進み、3マス以上進めなかったコマはマイナス点となってしまいます。
進んだマス目 | 得失点 |
---|---|
0 | 0 |
1 | -4 |
2 | -3 |
3 | -2 |
4 | 1 |
5 | 2 |
6 | 3 |
7 | 6 |
8 | 7 |
9 | 10 |
終了条件
コース上の濃い緑色のライン、7マス目(6点)以上にコマが5つ入った時、その手番で終了。
盤上外枠の得点計算マスを使い、コース上にある進んだコマと「願いの石」の得失点合計でコマを一番進ませたプレイヤーの勝ち。
ケルト|解説・感想
めちゃくちゃ面白い!!『放課後さいころ倶楽部』作中にてエリーが「一番のお気に入り」と言っていますが、僕も好きなボドゲベスト10に入るレベルで好きです。
まず盤の柄とか雰囲気がお洒落で可愛い。
運要素、思考力、判断力のバランスが良い。タイルもランダムなので、毎回違った戦略が立てられ長く遊べるゲームです。
得点が2倍コマは10点を目指したい、「願いの石」をたくさん集めたい、色んなコマを前進させたい等、色々考えてる内にあっさり終結させられることもありますw欲張りすぎは禁物ですね!
初心者向けのボドゲに慣れ、ちょっと頭を使った面白いボドゲやってみたいなっていう中級者に打って付け。これはガチで買い!
派生作品で何種類か出ていますが、内容的にもコンポーネント的にも圧倒的にこちらがおすすめ。