出典:漫画『放課後さいころ倶楽部』4巻
漫画『放課後さいころ倶楽部』4巻、第27話「恋文を渡せ…!!」で登場するボードゲーム。
ミキに片想いをするリュージは悩んでいた。そんな時、田上に連れて行かれたのは〝さいころ倶楽部〟リュージに心境の変化が現れた本作17個目に紹介されたボドゲ。
ラブレター|概要
出典:jellyjellycafe.com
プレイ人数 | 2-4人 |
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プレイ時間 | 約5分 |
ジャンル | 手札管理 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
ラブレター|ルール
ヒーメヒメ!! ヒメ!! スキスキダイスk(違
目的
他のプレイヤーを脱落させる。
もしくは、山札が無くなるまで強い数字カードを手札に残すこと。
準備
1~8までの数字カード合計16枚をシャッフル後、各プレイヤーに1枚ずつ配り、残りを山札とする。
付属の「羽タイル」を倒して羽先が向いたプレイヤーからスタート。(じゃんけんでも可)
行動
手番プレイヤーは山札からカードを1枚引き、手札の2枚の内1枚を場に出す。
全てのカードには場に出すと発動する効果があり、処理が行われたら時計回りに次のプレイヤーの手番となる。
カードの種類
- 「兵士(5枚)」効果:対象プレイヤーに「兵士」以外のカード名を宣言し、当たれば脱落させる。
- 「道化(2枚)」効果:対象プレイヤーの手札を見る。
- 「騎士(2枚)」効果:対象プレイヤーのみとカードを見せ合い数字が弱かったプレイヤーが脱落。
- 「僧侶(2枚)」効果:次の手番まで他のプレイヤーからの効果を受けない。
- 「魔術師(2枚)」効果:自分もしくは対象プレイヤーの手札を捨て山札から1枚引く。
- 「将軍(1枚)」効果:対象プレイヤーと手札を交換する。
- 「大臣(1枚)」効果:手札の数字の合計が12以上となった場合、脱落。
- 「姫(1枚)」効果:捨てたら脱落。
終了条件
山札が無くなった時、一番強いカードを持っている人が勝ち。
もしくは1人以外の全プレイヤーが脱落。
ラブレター|解説・感想
日本のボドゲ作家〝カナイセイジ〟氏の代表作。2012年に同人ゲームとして発行し、2014年にドイツゲーム賞で日本人初の入賞4位を果たした傑作。
カナイ氏ってサッカー日本代表の岡崎に似てるんですよ。しかも岡崎がこの時期に活躍していたクラブチームがドイツ……これは…(?)
とまぁ、冗談は程々にして。
16枚のカードだけなのに面白いです。が、『放課後さいころ倶楽部』作中でも表現されている様にスタピが「大臣」引いて出オチなんてこともザラにあります。
枚数も少ないだけあって運要素が強い…というか、ほぼほぼ運のような(小声)
1ゲーム5分どころか一瞬で終わるので、勝利点を作るのがおすすめ。
カウンティングしてスマートに「兵士」や「騎士」で脱落させるのは気持ちいい。「姫」持ちの「僧侶」が最強。
色々なボドゲをやっていると物足りなさを感じてしまう人も多いかもしれない。初心者向き。